中堅看護師の悩みは解決不可能?

新人っぽさがなくなり、患者様からの一人前の看護師だと思われるようになる中堅看護師。
その頃にだんだんとリーダー業務を任されるようになります。
一通りの看護業務も身に付けたし、医療知識も一般的な看護師と同じくらいある、という状況でも、いざ自分がリーダーをやるとなると、苦労もひとしおであるように思えます。

新人の頃は何か問題が発生してもすぐに上の立場の看護師に連絡・相談すればすみました。
しかし、今度は自分がその連絡・相談を受ける立場です。
その都度的確な指示を新人に出してやらなくてはいけません。その指示に自信が持てるかどうか、そこの部分に悩みを抱える人が多いのも中堅看護師の特徴です。

特に東京では病院の数も看護師の数も他の都道府県と比べると圧倒的に多いです。
そういう場所では自然と人の行き来も激しくなり、転職して新たに自分が勤めている病院にやってくる看護師も多くいます。
基本的な医療知識は全国共通ですが、看護のやり方や方針はそれぞれの病院によって変わってきます。
それぞれの病院は自らの理念を持っていますから、そのやり方に沿うように看護をしなければなりません。
そこに転職組が入ってくると、その教育もしなければなりませんし、転職してきた人が自分より年上の場合はなおさら難しいようです。
人に指示を出すのが苦手で、さらには年上に指示を出さなくてはならないという状況はかなりのプレッシャーになるようです。
自分が出した指示でうまくいかなかった場合、特に年上の人からはやっかみをいろいろと言われてしまうことにもなりかねません。

リーダーとして働く上で、必要なスキルはなかなか学校や書籍で勉強しただけでは身に付きません。
人間性の問題と言ってもいいかもしれません。経験の中で学んでいく以外に身に付ける方法がなく、勉強すればすぐにその技術が身に付くわけではありません。
元来、看護師になりたいと考える人は真面目な人が多くいます。しかし、勤勉さだけで身に付く技術でもないので、その分悩みも深くなるのでしょう。

逆にリーダー業務を一切任されないという人もいるようです。気楽なようですが、本人はそうでもなく、焦りを感じている場合も多くあります。
自分が信頼されないのはなぜか。そこの部分で今度は悩むようなのです。

いずれにしても中堅看護師の誰もが通る道がリーダー業務です。
その仕事をうまくこなせるかどうかで今後のキャリアも変わってくるはずです。そういう面で、中堅看護師特有の悩みだといえるでしょう。

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